Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
CAS RN: 1296211-78-3 | 製品コード: E1127
4,4'-[1,2-Ethenediylbis(4,1-phenyleneiminocarbonyl)]bis(N-butyl-N,N-dimethylbenzenemethanaminium) Dichloride
・埼玉県倉庫、兵庫県倉庫の在庫は即日、その他の倉庫の在庫は2~3営業日程度で埼玉県倉庫より出荷となります。
埼玉県倉庫、兵庫県倉庫からの配送対象エリア
は各々異なります。表示されている納期は現時点のものであり、変更となる可能性もありますので予めご了承ください。納期に関するご質問は営業部までお問い合わせください。 [本社営業部]Tel: 03-3668-0489 [大阪営業部]Tel: 06-6228-1155
・表示している価格は本体価格で、消費税等は含まれていません。表示している本体価格は最新のものとなり、価格は予告なく変更する場合があります。
・最大包装単位の20倍以上の量をご入用の場合は、「大量製造見積依頼」ボタンをクリックし専用フォームでお問い合わせください。一部の製品についてはご希望に添えない場合もありますので、予めご了承ください。
・弊社では常に保管条件を最適化するための見直しを行っています。最新の製品保管条件はホームページ上に記載されたものとなりますので、ご了承ください。
| 製品コード | E1127 |
純度(試験方法)
|
>94.0%(T) |
| 分子式・分子量 | C__4__2H__5__4Cl__2N__4O__2 = 717.82 |
| 物理的状態(20℃) | 固体 |
保管温度
|
室温 (15°C以下の冷暗所を推奨) |
| 避けるべき条件 | 光 |
容器
|
1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る) |
| CAS RN | 1296211-78-3 |
| Reaxys Registry Number | 22634941 |
| PubChem Substance ID | 354333621 |
規格表
| 外観 | 白色~黄色~緑色粉末~結晶 |
| 純度(非水法) | 94.0 %以上 |
物性値(参考値)
GHS
| 絵表示 |
|
| 注意喚起語 | 警告 |
| 危険有害性情報 | H315 : 皮膚刺激。 H319 : 強い眼刺激。 |
| 注意書き | P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。 P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。 P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。 P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。 P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。 P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。 P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。 |
法規情報
輸送情報
利用例
単層カーボンナノチューブ(SWCNT)の分散剤
E1127は単層カーボンナノチューブ(SWCNT)表面への非常に強い親和性を有し,スチルベン置換基部位の正電荷により,SWCNTを水溶液中で孤立分散させます。さらに紫外線照射によりスチルベン部位が閉環し,SWCNT 表面から脱離して SWCNTを凝集させます。凝集後は,濾別等により分散剤を容易に除去可能です。
SWCNTの分散方法(1):
E1127を約3.6 mg秤量し,3 mLの超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)もしくは場合により重水に溶解する(約0.12 wt%)。この際,超音波照射(80W,35kHz)やドライヤー等で加熱することにより溶解を促すことができる。
得られたE1127水溶液を,SWCNT(約1.0 mg)を秤量した容器(13 mLのバイアル瓶等)に加える。この際,SWCNTは予めピンセットなどで細かく砕いておくことが望ましい。
得られたE1127/SWCNT混合液を,超音波照射(80 W,35 kHz,1時間)で処理する。
超音波処理したE1127/SWCNT分散液を,遠心処理(28500 x g,22℃,3時間)し,不純物及び分散不十分なSWCNTを除去する。上澄みを7割程回収し,SWCNTを安定に含む分散液とした。
SWCNTの分散方法(1):
E1127を約3.6 mg秤量し,3 mLの超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)もしくは場合により重水に溶解する(約0.12 wt%)。この際,超音波照射(80W,35kHz)やドライヤー等で加熱することにより溶解を促すことができる。
得られたE1127水溶液を,SWCNT(約1.0 mg)を秤量した容器(13 mLのバイアル瓶等)に加える。この際,SWCNTは予めピンセットなどで細かく砕いておくことが望ましい。
得られたE1127/SWCNT混合液を,超音波照射(80 W,35 kHz,1時間)で処理する。
超音波処理したE1127/SWCNT分散液を,遠心処理(28500 x g,22℃,3時間)し,不純物及び分散不十分なSWCNTを除去する。上澄みを7割程回収し,SWCNTを安定に含む分散液とした。

(光路長0.5mm,重水中)
SWCNTの分散方法(2):
E1127を約10mg秤量し,20 mLの超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)もしくは場合により重水に溶解する(約0.05 wt%)。この際,超音波照射(80 W,35 kHz)やドライヤー等で加熱することにより溶解を促すことができる。
得られたE1127水溶液を,SWCNT(約7.0 mg)を秤量した容器(50 mLのバイアル瓶等)に加える。この際,SWCNTは予めピンセットなどで細かく砕いておくことが望ましい。
得られたE1127/SWCNT混合液を,前処理として超音波照射(80 W,35 kHz,1時間)する。
引き続き,超音波ホモジナイザーを用いた超音波照射(60 W,19.9 kHz,4時間)することにより,黒色のSWCNT均一分散液を得る。
このE1127/SWCNT分散液を,遠心処理(28500 x g,22℃,3時間)し,不純物及び分散不十分なSWCNTを除去する。上澄みを7割程回収し,SWCNTを安定に含む分散液とした。
E1127を約10mg秤量し,20 mLの超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)もしくは場合により重水に溶解する(約0.05 wt%)。この際,超音波照射(80 W,35 kHz)やドライヤー等で加熱することにより溶解を促すことができる。
得られたE1127水溶液を,SWCNT(約7.0 mg)を秤量した容器(50 mLのバイアル瓶等)に加える。この際,SWCNTは予めピンセットなどで細かく砕いておくことが望ましい。
得られたE1127/SWCNT混合液を,前処理として超音波照射(80 W,35 kHz,1時間)する。
引き続き,超音波ホモジナイザーを用いた超音波照射(60 W,19.9 kHz,4時間)することにより,黒色のSWCNT均一分散液を得る。
このE1127/SWCNT分散液を,遠心処理(28500 x g,22℃,3時間)し,不純物及び分散不十分なSWCNTを除去する。上澄みを7割程回収し,SWCNTを安定に含む分散液とした。

(光路長0.5 mm,重水中)
光照射による凝集:
E1127/SWCNT分散液を透析チューブ(MWCO 1000)に充填し,超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)中で一晩透析して余剰なE1127を系中より除く。得られたE1127/SWCNT分散液を1cm角石英セルに入れ,マグネチックスターラーにて撹拌しつつ(目安:2000 rpm)紫外光照射(365 nm,100 mW/cm2)を行う。超音波処理にて作製したSWCNT分散液では3時間程度,超音波ホモジナイザーで作製したSWCNT分散液では7時間程度でSWCNTの沈殿を確認できる。
E1127/SWCNT分散液を透析チューブ(MWCO 1000)に充填し,超純水(抵抗率18.8 MΩ・cm,全有機炭素量(TOC) 3 ppb以下の純水)中で一晩透析して余剰なE1127を系中より除く。得られたE1127/SWCNT分散液を1cm角石英セルに入れ,マグネチックスターラーにて撹拌しつつ(目安:2000 rpm)紫外光照射(365 nm,100 mW/cm2)を行う。超音波処理にて作製したSWCNT分散液では3時間程度,超音波ホモジナイザーで作製したSWCNT分散液では7時間程度でSWCNTの沈殿を確認できる。
文献
- Photoinduced Dispersibility Tuning of Carbon Nanotubes by a Water-Soluble Stilbene as a Dispersant
- Effective Nondestructive Purification of Single-Walled Carbon Nanotubes Based on High-Speed Centrifugation with a Photochemically Removable Dispersant
- 光応答性イオン性有機化合物及びその製法、並びに該イオン性有機化合物からなる光応答性カーボンナノチューブ分散剤
- 松澤洋子, 吉田勝, 大山春美, 加藤晴久, 特許第5552641号.
PubMed Literature
ドキュメント
製品紹介記事
製品書類 (分析チャートがご提供できない場合もありますので予めご了承ください。)
SDS
言語を選択してください。
SDSが見つかりません。
お手数ですが,こちらの フォーム よりお問い合わせください。
規格表
試験成績書・各種証明書
ロット番号を入力してください
ロット番号が正しくありません。ハイフン(-)前の4~5桁の半角英数字のみ入力してください。
サンプル試験成績書
試験成績書のサンプルがダウンロードできます。サンプルは必ずしも最新ロットの結果を示すものではありません。
本製品の試験成績書のサンプルは現在ご用意しておりません。
分析チャート
ロット番号を入力してください
ロット番号が正しくありません。ハイフン(-)前の4~5桁の半角英数字のみ入力してください。
大変申し訳ありません。お探しの分析チャートはご提供することができません。ご不便をおかけして誠に申し訳ございません。
![Thumbnail of 4,4'-[1,2-Ethenediylbis(4,1-phenyleneiminocarbonyl)]bis(N-butyl-N,N-dimethylbenzenemethanaminium) Dichloride](/medias/E1127.jpg?context=bWFzdGVyfHJvb3R8MTExOTR8aW1hZ2UvanBlZ3xhR1UwTDJoaVlpODRPVE0xTURjNU1qZ3dOamN3TDBVeE1USTNMbXB3Wnd8YTZmOTlhYjZlMWE2YTBhY2E2YWIxOTE1NjUwZWFkMDAwZDliZTYwMGZmNGE0MzIxZjRlNDI0MWMzYzMzZGYxMw)