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糖加水分解酵素ENGase活性をリアルタイムで検出できる蛍光性基質 MM3D

M3174

MM3Dを用いることで,糖タンパク質上のN-結合型糖鎖切断に利用されるエンド-β-N-アセチルグルコサミニダーゼ(ENGase)の酵素活性を蛍光によりリアルタイムで検出できます。

MM3DによるENGase活性検出メカニズム

MM3DによるENGase活性検出メカニズム


ENGase*によりN-結合型糖鎖のキトビオース部分が加水分解されることで,消光基(DNP基:ジニトロフェニル)による蛍光性置換基(MANT基:N-メチルアントラニロイル)の消光効果が解消され蛍光を発します1)。プレートリーダーによる多サンプル解析に対応し,新規ENGaseの探索やENGase阻害剤の探索が可能となり,遺伝疾患であるNGLY1欠損症2,3)の治療薬探索への応用も期待されます。
* 注意:MM3DはGH Family18のEndo-Hでは切断されないため,Endo-Hの活性検出には利用できません。

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MM3Dを用いたEndo-M [A1651]の活性測定1)

(データは群馬大学 松尾先生ご提供)

MM3Dと加水分解生成物の蛍光強度の比較より,MM3D上のMANT基の蛍光は98%消光していることがわかります(a)。
MM3Dを用いてEndo-M [A1651] の活性検出を行いました。MM3D 濃度が0.5 µMでも十分にEndo-Mの活性を検出することができます(b)。反応溶液にDMSOを添加することで,Endo-M活性の低下が検出されました(c)。この結果は,MM3DがENGase阻害剤の探索にも利用できることを示しています。

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本製品は群馬大学理工学部の松尾一郎教授のグループの研究成果を基に製品化されました。

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