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光照射で除去できる保護基の導入剤

図に示された化合物群は,ヒドロキシ基,アミノ基,リン酸基などの官能基と反応してケージド(Caged)化合物を与えます。ケージド化合物は光分解性保護基により不活性化された生理活性物質を指し1),紫外~可視光照射で脱保護することで活性を発現させます。例えば,アデノシン三リン酸(ATP)を7-(ジエチルアミノ)-4-(ヒドロキシメチル)クマリン(1)で保護したケージド化合物(DEACM-ATP,2)は,ポリメラーゼによる鎖伸張反応では不活性ですが,光照射による脱保護でATPが放出されると,鎖伸張が進行します。また,ケージド化合物による局所的な活性発現をコントロールする研究も報告されています3)

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