ペプチド,タンパク質のN末端より逐次アミノ酸配列を決定する方法,いわゆるエドマン分解にはフェニルイソチオシアナートがよく用いられていますが,更に高感度な定量試薬が望まれており,これまでにも多くの研究が行われてきました。
本品1は今井らにより新しく開発されたアミノ基用蛍光ラベル化剤およびエドマン分解用蛍光試薬です1)。その特長としては以下の点が挙げられます。
(1) 試薬自体は無蛍光であり,結晶および溶液状態での安定性が高い。
(2) 誘導体は逆相HPLCによって分離でき,その検出限界(S/N=3)はサブピコモルである。また,誘導体の安定性もよい。
(3) ペプチド,タンパク質のN末端アミノ酸と結合後,酸処理することによりアミノ酸配列分析に利用できる2)。
バイオ試薬トライアルキャンペーン|HPMCカプセル試薬トライアルキャンペーン|募集中新設・移設研究室サポートプログラム|研究者のための試薬管理システムTRMS|[TCI反応実例]N-[3',5'-ジ-tert-ブチル[ビフェニル]-2-イル]-N'-[2-(3,5-ジ-tert-ブチルフェニル)-1-ナフチル]-1,2-ベンゼンジアミンを用いた…|◆TCIウェブサイトのご案内◆|※ その他のお知らせ・更新情報(2025.11.19更新)
