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過酢酸を再酸化剤として利用するハイブリッド型酸化触媒
No.165(2015/04発行)
- I0908
- 4-[2-[2-(4-Iodophenoxy)ethoxy]carbonyl]benzoyloxy-2,2,6,6-tetramethylpiperidin-1-oxyl (1) (※この製品は販売終了しました。)
矢倉らは、新しい有機ハイブリッド型の酸化触媒4-[2-[2-(4-ヨードフェノキシ)エトキシ]カルボニル]ベンゾイルオキシ-2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル(1)を合成し、これを用いた一級アルコールの酸化反応を報告しています。1は、アルコール酸化触媒として用いられている2,2,6,6-テトラメチルピペリジン-1-オキシル(TEMPO)と、その共存酸化剤となるヨードベンゼンジアセタート(PIDA)の前駆体であるヨードベンゼンを共有結合で繋げた構造をしています。それにより、触媒量の1を添加するだけで、過酢酸を共存酸化剤としてアルコールを酸化することが可能です。この酸化反応は、用いる過酢酸が反応終了後に酢酸となる環境調和型反応です。

文献
- Novel 2,2,6,6-tetramethylpiperidine 1-oxyl–iodobenzene hybrid catalyst for oxidation of primary alcohols to carboxylic acids
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また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。
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