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CAS RN: 141556-45-8 | 製品コード: D3446

1,3-Dimesitylimidazolium Chloride


純度(試験方法): >98.0%(HPLC)
別名:
  • 1,3-ジメシチルイミダゾリウムクロリド
  • 1,3-ビス(2,4,6-トリメチルフェニル)イミダゾリウムクロリド
  • 1,3-Bis(2,4,6-trimethylphenyl)imidazolium Chloride
  • IMes·HCl
ドキュメント:
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製品コード D3446
純度(試験方法) >98.0%(HPLC)
分子式・分子量 C__2__1H__2__5ClN__2 = 340.90 
物理的状態(20℃) 固体
保管温度 室温 (15°C以下の冷暗所を推奨)
容器 1G-インナービン (ガラスビン,プラスチックチューブ) (画像を見る)
CAS RN 141556-45-8
Reaxys Registry Number 5468834
PubChem Substance ID 87559077
MDL番号

MFCD02684541

規格表
外観 白色~うすい黄色粉末~結晶
純度(HPLC) 98.0 area%以上
純度(Nより) 96.0 %以上
物性値(参考値)
融点 352 °C
溶解性(可溶) メタノール
GHS
絵表示 Pictogram
注意喚起語 警告
危険有害性情報 H315 : 皮膚刺激。
H319 : 強い眼刺激。
注意書き P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。
P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。
P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
法規情報
輸送情報
利用例
N-ヘテロ環状カルベン(NHC)を触媒に用いるビニルエステルのエステル-アミド交換反応

D3446, D3611, (D3870, B3465)

反応例:
カリウム tert-ブトキシド(2.8 mg,0.025 mmol)とIMes·HCl(10.2 mg,0.03 mmol)の脱水トルエン(1.0 mL)懸濁液を室温で0.5時間攪拌する。ビニルエステル(0.5 mmol)とアミン(0.75 mmol)を順次加えて60 °Cで攪拌する。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製すると,対応するアミドが得られる。

文献


利用例
NHC触媒によるジフルオロカルベンの生成とアリールジフルオロメチルエーテルの合成

T3022&D3446

実験例 (Entry 2):
1,3-ジメシチルイミダゾリウムクロリド (IMes·HCl) (2.7 mg, 0.0079 mmol),炭酸ナトリウム (8.5 mg, 0.080 mmol)および6,7-ジメチル-α-テトラロン (70 mg, 0.40 mmol)のトルエン (0.4 mL)溶液に,ジフルオロ(フルオロスルホニル)酢酸トリメチルシリル (100 µL, 0.48 mmol)を室温で加え,80 °Cで1時間撹拌する。反応混合物を室温まで冷却後,DDQ (182 mg, 0.80 mmol)とトルエン (2 mL)を加え,100 °Cで2時間撹拌する。カラムクロマトグラフィー (シリカゲル,ヘキサン)による分離精製により目的物が91%の収率で無色油状物として得られる。

文献


利用例
位置選択性の制御が可能なスチレンのヒドロアリール化

文献


PubMed Literature


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