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CAS RN: 173903-47-4 | 製品コード: T3862

Tizoxanide


純度(試験方法): >95.0%(HPLC)
別名:
  • チゾキサニド
  • 2-ヒドロキシ-N-(5-ニトロ-2-チアゾリル)ベンズアミド
  • 2-Hydroxy-N-(5-nitro-2-thiazolyl)benzamide
ドキュメント:
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Note:

この製品は試験研究用薬品(試薬)です。試験研究目的以外ではご使用いただけません。

製品コード T3862
純度(試験方法) >95.0%(HPLC)
分子式・分子量 C__1__0H__7N__3O__4S = 265.24 
物理的状態(20℃) 固体
保管温度 0-10°C
避けるべき条件
CAS RN 173903-47-4
Reaxys Registry Number 8324260
PubChem Substance ID 468592989
MDL番号

MFCD07484970

規格表
外観 白色~黄赤色~緑色粉末~結晶
純度(HPLC) 95.0 area%以上
元素分析 窒素(N) 15.10 ~16.60 %
物性値(参考値)
融点 254 °C
GHS
絵表示 Pictogram
注意喚起語 警告
危険有害性情報 H315 : 皮膚刺激。
H319 : 強い眼刺激。
注意書き P264 : 取扱い後は皮膚をよく洗うこと。
P280 : 保護手袋/保護眼鏡/保護面を着用すること。
P302 + P352 : 皮膚に付着した場合:多量の水で洗うこと。
P337 + P313 : 眼の刺激が続く場合:医師の診断/手当てを受けること。
P305 + P351 + P338 : 眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。次にコンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。
P362 + P364 : 汚染された衣類を脱ぎ,再使用する場合には洗濯をすること。
P332 + P313 : 皮膚刺激が生じた場合:医師の診断/手当てを受けること。
法規情報
輸送情報
利用例
チアゾール系抗原虫・抗ウイルス剤であるニタゾキサニドの活性代謝物,チゾキサニド

チゾキサニドは,ニタゾキサニド [N1031] の活性代謝物です。このニタゾキサニドはチアゾール系の抗原虫剤として当初開発された化合物で,原虫や寄生蠕虫を含む様々な微生物に対してin vitro活性を示します1,2)。ニタゾキサニドは,動物内へ経口投与するとエステラーゼにより速やかに加水分解されてチゾキサニド (脱アセチル化体) に変換されます。このチゾキサニドがピルビン酸:フェレドキシン酸化還元酵素 (PFOR) に作用し,嫌気性エネルギー代謝系の電子伝達を阻害して抗原虫活性を示すと考えられています。加えて近年では,B型およびC型肝炎ウイルス,並びにインフルエンザウイルスなど様々なRNAおよびDNAウイルス対するニタゾキサニド (チゾキサニド) のin vitro活性も認識されるようになりました3-5)。ニタゾキサニド (チゾキサニド) はノイラミニダーゼ阻害剤と相乗活性を示し,さらにウイルスの複製も抑制します。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)

文献


利用例
抗原虫剤ニタゾキサニドの活性代謝物,チゾキサニド

チゾキサニドは,抗原虫剤ニタゾキサニド [N1031] の活性代謝物です。このチゾキサニドがピルビン酸:フェレドキシン酸化還元酵素 (PFOR) に作用し,嫌気性エネルギー代謝系の電子伝達を阻害して抗原虫活性を示すと考えられています。(本製品は試薬であり,試験・研究用のみにご使用ください。)

文献


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