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有機非線形光学(NLO)材料 / Organic Non-Linear Optical (NLO) Materials

 レーザーや光ファイバーなどの発達により,光通信,光ディスクなどが実用化され,フォトニクス材料の開発が今後も急務となっています。非線形光学材料は,光波長の変換,光の増幅,光強度に応じた屈折率変化などの光学的な非線形現象を効率よく発現する材料です。1960年代に無機物質を用いたレーザー光の発振が報告され,無機非線形光学材料の探索が盛んに行われていましたが,有機非線形光学材料に関しても注目が集まっています。その理由として,非局在化した共役電子を持つ有機化合物は,π電子の動きやすさに基づく大きな非線形光学特性と高速応答性など優れた特性を持っていることが挙げられます。非線形光学効果を応用することにより,全光型のデバイスを実現することが出来るため,高速化する大容量情報伝達システムにおいて重要な材料になると期待されています。フォトニクスの基盤技術の一つとして有機非線形光学効果を利用する光波制御技術の発展が重要で,優れた非線形光学特性を有する有機材料の開発,応用研究が活発に行われています。

参考文献

  • 1)S. Miyata, et al., Preprints of IUPAC 32nd International Symposium on Macromolecules, Kyoto, 1988, p.582.
  • 2)D. S. Chemla, J. Zyss, in Nonlinear Optical Properties of Organic Molecules and Crystals, Academic Press, New York, 1987.
  • 3)L. M. Hayden, S. T. Kowel, M. P. Srinivasan, Opt. Commun. 1987, 61, 351.
  • 4)C. Flytzanis, J. L. Oudar, in Nonlinear Optics: Materials and Devices, Springer, Berlin, 1986.
  • 5)P. N. Prasad, D. R. Ulrich, in Nonlinear Optical and Electroactive Polymers, Plenum, New York, 1988.
  • 6)D. R. Ulrich, J. Orenstein, A. J. Heeger, in Nonlinear Optical Properties, of Polymers, Material Research Society, Pittsbourgh, 1988.

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