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Tissue-Clearing Reagent TOMEI [for Plants]
(製品コード:T3530)

構造式

Tissue-Clearing Reagent TOMEI [for Plants]
別名 (英名) 2,2'-Thiodiethanol (contains Propyl Gallate, PBS and DMSO) [Tissue-Clearing Reagent for Plants]
和名 組織透明化試薬TOMEI [植物用]
和名別名 2,2'-チオジエタノール (没食子酸プロピル, PBS, DMSO 含む) [組織透明化試薬植物用]

基本情報

製品コード T3530 第一種指定物質(原料物質)

・川口,尼崎の在庫は即日,保管在庫は2〜3営業日以内の出荷となります。 川口,尼崎の配送対象エリアは各々異なります。配送対象エリアについて
・詳細につきましては,お手数ですが営業部までお問い合わせください。
 本社営業部 Tel: 03-3668-0489 E-mail: Sales-JP@TCIchemicals.com
 大阪営業部 Tel: 06-6228-1155 E-mail: osaka-s@TCIchemicals.com
・キロ~トンスケールの量をご入用の場合は,右下の「大量製造見積依頼」ボタンをクリックし,専用フォームでお問い合わせください。一部の製品については,ご希望に添えない場合もございますので,予めご了承ください。
・弊社では,常に保管条件を最適化するための見直しを行っています。最新の製品保管条件はホームページ上に記載されたものとなりますので,ご了承ください。

純度/試験方法
等級 SU
保管温度
分子式・分子量
CAS RN
関連CAS RN
MDL番号
容器

製品説明


この製品は,東京理科大学の松永らにより開発された,植物を簡便かつ短時間に透明化できる手法「TOMEI」に用いる溶液です。調製済みですので,別途,固定液等を用意することで,簡便な操作で透明化処理できます。また共焦点顕微鏡において,より深部まで観察可能になります。

使用方法につきましては,本ページ下部にある「利用例」のタブあるいはリーフレットをご覧ください。
  • 製品詳細情報
  • 法規情報
  • 利用例

規格値

機能テスト(透明性) 試験適合

GHS

絵表示
注意喚起語 警告
危険有害性情報
  • H315
  • :皮膚刺激
  • H319
  • :強い眼刺激
注意書き
  • P264
  • :取扱い後は手や顔をよく洗うこと。
  • P280
  • :保護手袋、保護眼鏡を着用すること。
  • P302+P352+P332+P313+P362+P364
  • :皮膚に付着した場合:多量の水と石鹸で洗うこと。皮膚刺激が生じた場合:医師の診断、手当てを受けること。汚染された衣類を再使用する場合には洗濯すること。
  • P305+P351+P338+P337+P313
  • :眼に入った場合:水で数分間注意深く洗うこと。コンタクトレンズを着用していて容易に外せる場合は外すこと。その後も洗浄を続けること。眼の刺激が続く場合は、医師の診断、手当てを受けること。

法規情報

消防法 危-4-3-III
化学兵器禁止法 第一種指定物質(原料物質)

利用例

蛍光色素染色のみでの解析方法「TOMEI-I」

DAPI染色やCalcofluor White染色など蛍光色素による染色のみで観察を行う場合には,こちらの透明化方法「TOMEI-I」での処理が適しています。

【試薬】
・固定液(酢酸:エタノール=1:3)※用時調製することをお勧めします
・PBS
・70%エタノール(PBS希釈)
・30%エタノール(PBS希釈)
・染色液
・透明化試薬TOMEI(TCI製品コードT3530)
(サンプルが根の場合,PBSで希釈した20%TOMEI溶液)

地上部サンプル,地下部サンプル(根)で最終工程の透明化方法が異なります。
<固定>
1) 十分量の固定液にサンプルを室温(20~25℃程度)で,固定する。
(固定の時間はサンプルの種類や大きさに合わせて検討が必要です。シロイヌナズナの実生では,1~2時間程度が目安です。)
2) 固定液を取り除き,70%エタノールを添加し室温で静置5分間する。
3) 70%エタノールを取り除き,30%エタノールを添加し室温で5分間静置する。
4) 30%エタノールを取り除き,PBSを添加し室温で5分間静置する。

<染色>
5) PBSを取り除き,染色液※1を添加,室温で遮光にて静置する。
(二重染色の場合は,以下の洗浄後,再び染色洗浄のステップを繰り返してください。)

<洗浄>
6) 染色液を取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。
7) PBSを取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。
8) PBSを取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。

<透明化>
*地上部サンプルの場合
9) PBSを取り除き,TOMEIを添加後,室温で遮光にて20分間静置する。
(透明化の時間はサンプルによって検討が必要です。)
10) スライドガラス上にサンプルをTOMEIで封入し,観察する。
*地下部サンプル(根)の場合
9) PBSを取り除き,20%TOMEI溶液を添加後,遮光し室温にて10分間静置する。
10) スライドガラス上にサンプルを20%TOMEI溶液で封入し,観察する。

※1:DAPI染色の場合は5μg/mLで30分,Calcofluor White染色の場合はそれぞれCalcofluor White M3R 1g/L,Evans Blue 0.5g/Lで10分が目安ですが,目的などに合わせて調整してください。

文献

蛍光タンパク質を検出する方法「TOMEI-II」

レポーター遺伝子として共発現させたGFPやYFPなどの蛍光タンパク質を観察する場合には,こちらの透明化方法「TOMEI-II」での処理が適しています。

【試薬】
・固定液(4%パラホルムアルデヒド in PBS pH 7.0)※用時調製することをお勧めします
・PBS
・染色液
・透明化試薬TOMEI(TCI製品コードT3530)
・10%, 30%, 50%, 70% TOMEI(PBS希釈)
(サンプルが根の場合,20% TOMEI)

【操作】
地上部サンプルと地下部サンプル(根)で最終工程の透明化方法が異なります。
<固定>
1) 十分量の固定液にサンプルを室温で固定する。
(固定の時間はサンプルの種類や大きさに合わせて検討が必要です。)
(サンプルが地上部の場合は,真空ポンプやシリンジを用いて,固定液中で脱気を行ってください。)
2) 固定液を取り除き,PBSを添加して室温で5分間静置する。
3) PBSを取り除き,再度PBSを添加し室温で10分間静置する。
4) PBSを取り除き,再度PBSを添加し室温で10分間静置する。

<染色>
5) PBSを取り除き,染色液を添加,室温で遮光にて静置する。※1
(二重染色を行う場合は,洗浄後再び染色のステップを行ってください。)

<洗浄>
6) 染色液を取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。
7) PBSを取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。
8) PBSを取り除き,PBSを添加し室温で10分間静置する。

<透明化>
*地上部サンプルの場合
9) PBSを取り除き,10%TOMEIを添加後,遮光し室温にて10分間静置する。
10) 10%TOMEIを取り除き,30%TOMEIを添加後,遮光し室温にて10分間静置する。
11) 30%TOMEIを取り除き,50%TOMEIを添加後,遮光して室温にて10分間静置する。
12) 50%TOMEIを取り除き,70%TOMEIを添加後,遮光して室温にて10分間静置する。
13) 70%TOMEIを取り除き,100%TOMEIを添加後,遮光して室温にて10分間静置する。
14) 100%TOMEIを取り除き,100%TOMEIを添加後,遮光し室温にて1時間静置する。
(透明化の時間はサンプルによって検討が必要です。)
15) スライドガラス上にサンプルをTOMEIで封入し,観察する。※2
*地下部サンプル(根)の場合
9) PBSを取り除き,20%TOMEIを添加後,遮光し室温にて10分間静置する。
10) スライドガラス上にサンプルを20%TOMEIで封入し,観察する。


※1:DAPI染色の場合は5μg/mLで30分,Calcofluor White染色の場合はそれぞれCalcofluor White M3R 1g/L, Evans Blue 0.5g/Lで10分が目安ですが,目的などに合わせて調整してください。
※2:蛍光タンパク質の蛍光が弱くなる場合は,50%TOMEI処理後,60%TOMEIで10分間処理し溶液を取り除いた上で再度60%TOMEIで1時間処理し,60%TOMEIで封入,観察すると解決する場合があります。

文献

関連製品

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