ホーム > 製品情報 > クロマトグラフィーカラム・NMR試料管 > ミックスモード(ODS+イオン交換)カラム TCI Dual / Kaseisorb LC

ミックスモード(ODS+イオン交換)カラム TCI Dual / Kaseisorb LC

全てのミックスモードカラム6種類に3μm製品を追加しました。
 (TCI Dual ODS-AX10の3μmは近日発売予定)

逆相(ODS)とイオン交換の両モードが機能するミックスモード。弊社では6種類をラインアップしています。
<塩基性化合物用>
TCI Dual ODS-CX10
TCI Dual ODS-CX15
TCI Dual ODS-CX20
<酸性化合物用>
Kaseisorb LC ODS-SAX Super
TCI Dual ODS-AX10
TCI Dual ODS-AX20

製品リストはこちら

※TCI Dualシリーズは,特殊試薬(ODS+イオン交換)をシリカゲルに化学結合しており,ODSとイオン交換の充填剤を混ぜることはしておりません。

■ミックスモードの移動相の考え方,ODSとの違いについて

ミックスモードカラムで使用する移動相の考え方と,ODSカラムを使用するときの移動相との違いについて記載した資料です。

■メソッドスカウティング適用性について

・ODSと同じ移動相を用いたメソッドスカウティングが可能です。
・ODSでは保持しない試料に有効で,最適カラムと移動相を選出できます。

今回のスカウティング結果から以下のような分析条件を選出いたしました。

塩基性試料→酸性条件下でTCI Dual ODS-CX15 が最適な場合が多い。
酸性試料→中性条件下でKaseisorb LC ODS-SAXが最適な場合が多い。
両性試料(アミノ酸など)→酸性条件下でTCI Dual ODS-CX15が最適な場合が多い。
 

■ODS+イオン交換タイプが有効と考えられるケース

1. 酸性化合物や塩基性化合物を充分保持させたい場合
2. 疎水性化合物と酸性または塩基性化合物を同時に分析したい場合
3. イオン対試薬を移動相に添加したくない場合
4. ODSとは分離パターンを変えたい場合

■アプリケーション

幅広い分野の化合物に適用可能です。例えば,
 ・製薬 : カテコールアミン,塩基性医薬品など
 ・バイオ : ヌクレオチド,シアル酸など
 ・食品 : アミノ酸,GABAなど
 ・電材 : イオン液体
 ・環境 : アルカリイオン,ハロゲン類

■カラムの選択

製品リストはこちら

<塩基性化合物によるカチオン交換系比較データ>

 

<酸性化合物によるアニオン交換系比較データ>

■移動相の考え方

1. 有機溶媒組成の変更
  有機溶媒組成UP  疎水性化合物 ⇒ 早く溶出
                          酸性および塩基性化合物 ⇒ 早く溶出
            (疎水性化合物より影響が少ない場合が多い)

 

2. バッファー濃度の変更
  バッファー濃度UP 疎水性化合物 ⇒ 影響なし(保持時間変わらず)
              酸性および塩基性化合物 ⇒ 早く溶出

3. pHを変更する
  疎水性化合物 ⇒ 影響なし (保持時間変わらず)
  酸性化合物 ⇒ 中性条件の方が早く溶出 (例外もある)
  塩基性化合物 ⇒ 酸性条件の方が早く溶出 (例外もある)

<ODS+カチオン交換系>

製品名 分析対象など 補足スペック
TCI Dual ODS-CX10

TCI Dual ODS-CX10は,ODSによる逆相とカチオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
カチオン交換基としてスルホン酸を導入しているので,使用可能pH2.5~7.5の範囲において,スルホン酸が解離するため,カチオン交換機能が働きます。

分析対象 : 塩基性化合物,疎水性化合物
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm
TCI Dual ODS-CX15

TCI Dual ODS-CX15は,ODSによる逆相と中カチオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
中カチオン交換基を導入しているため,塩基性化合物が早くシャープに溶出する傾向があります。
CADによる金属イオン分析データを追加しました。

分析対象 : アミノ酸類,塩基性化合物,疎水性化合物,金属イオン類
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm
TCI Dual ODS-CX20

TCI Dual ODS-CX20は,ODSによる逆相とカチオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
使用可能pH範囲は2.5~7.5ですが,pH4.5~7.5の範囲において,カチオン交換基(カルボン酸)が解離し,カチオン交換機能が働きます。
CADによるイオン液体分析データを追加いたしました。

分析対象 : 塩基性化合物,疎水性化合物
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm

<ODS+アニオン交換系>

製品名 分析対象など 補足スペック
Kaseisorb LC ODS-SAX Super

Kaseisorb LC ODS-SAX Superは,ODSによる逆相とアニオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
芳香環によるπ電子効果も期待できます。ODS-AX10と同様アニオン交換基として4級アンモニウムを導入していますが,ODS-AX10より保持が弱く,ピーク形状がシャープになる場合が多いです。使用可能pHは2.5~7.5です。
CADによるハロゲンイオン分析データを追加いたしました。

分析対象 : 酸性化合物,疎水性化合物,芳香族化合物
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm
TCI Dual ODS-AX10

TCI Dual ODS-AX10は,ODSによる逆相とアニオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
アニオン交換基として4級アンモニウムを導入しています。使用可能pHは2.5~7.5です。

分析対象 : 酸性化合物,疎水性化合物
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm
TCI Dual ODS-AX20 

TCI Dual ODS-AX20は,ODSによる逆相とアニオン交換の両機能を有する充てん剤を使用したカラムです。
アニオン交換基として2級アミンを導入しています。使用可能pHは2.5~7.5です。

分析対象 : 酸性化合物,疎水性化合物
○細孔径 : 12nm
○粒子径 : 3μm,5μm

ガードカラム

製品名 分析対象など 補足スペック
TCI Dual ガードカラム 3mm 分析対象 : TCI Dual カラムの保護
汚れの多い試料に有効なガードカラム
○カラムサイズ : 3mmI.D.×15mm

お問い合わせは,クロマトグループまでご連絡下さい。
TEL:03-3927-0193  FAX:03-3927-0226
E-mail:chromato@TCIchemicals.com