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植物の木部分化を促進するポリアミン ザイレミン

ザイレミン(Xylemin)は,2016年に岡山大学の高橋卓教授,本瀬宏康准教授らによってそのユニークな機能性を発見されたポリアミンです1)。植物ホルモンであるオーキシンの誘導体(2,4-D IOE)とザイレミンを併用することで,維管束の木部分化を抑制する「サーモスペルミン」の合成が阻害され,木部分化が著しく促進されます。

製品

ザイレミンの木部分化スキーム

ザイレミンの木部分化スキーム

使用例

 

固定後,透明化処理されたNicotiana benthamianaの子葉

図1. 固定後,透明化処理されたNicotiana benthamianaの子葉
(左:ザイレミンとオーキシン誘導体を添加しない培地で育成した実生の子葉)
(右:ザイレインとオーキシン誘導体を添加した培地で育成した実生の子葉)

 

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図2. ザイレミンは植物を矮化させる作用もある
(右:茎頂にザイレミンを塗布して育成したシロイヌナズナ)

 

+ Kinetin + 2,4-D

図3. シロイヌナズナ子葉の異所的な木部分化誘導に
おけるザイレミンの相乗効果2)

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参考文献

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木部分化を促進する物質として報告があるその他の化合物2,3,4)

※各画像は,岡山大学の高橋卓教授および本瀬宏康准教授のご厚意により提供いただいております。