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ペロブスカイト太陽電池研究用試薬 “ヨウ化鉛(II) 精製品”

ペロブスカイト太陽電池は,近年盛んに研究が行われています。
そのエネルギー変換効率(PCE)は15%を超え,さらに,デバイスは溶液塗布により作成でき,低コストに製造できるという利点があります。
この太陽電池で重要な役割を担っているのは,光吸収層として用いられる半導体材料の有機無機ハイブリッド型のペロブスカイト化合物(MeNH3PbI3)です。
高純度のヨウ化鉛(II)をペロブスカイト化合物の原料に用いることで,優れた太陽電池デバイスを作成することが可能になります。

この度弊社では,高純度の“ヨウ化鉛(II)精製品”を新製品化しました。キロスケールでのご提供も可能です。
ぜひ,ご研究にお役立てください。

特長

○ 含水量の極めて低いヨウ化鉛(II) で,高濃度かつ澄明なDMF 溶液の調製が可能
○ 高エネルギー変換効率(PCE 10% 以上)のペロブスカイト太陽電池デバイスを 再現性良く作成可能

DMF溶状比較

従来使用されていたヨウ化鉛(II)のDMF溶液では懸濁が見られましたが,当精製品は1M溶液でも澄明さを保つことが可能です。

PCE比較

従来のヨウ化鉛(II)では5.2%程度にとどまっていましたが,当精製品では13.2%と10%を超える高エネルギー変換効率を“再現性良く”実現します。

 

利用例

溶液塗布によるペロブスカイト太陽電池デバイス

  • 若宮淳志,遠藤 克,村田靖次郎,特願2014-008540.
  • A. Wakamiya, M. Endo, T. Sasamori, N. Tokitoh, Y. Ogomi, S. Hayase, Y. Murata, Chem. Lett. 2014, 43, 711.
  • Y. Yamada, T. Nakamura, M. Endo, A. Wakamiya, Y. Kanemitsu, J. Am. Chem. Soc. 2014, 136, 11610.

本製品は,京都大学化学研究所 若宮淳志准教授との共同開発により製品化されました