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植物を短時間で透明化する試薬 TOMEI

「TOMEI」を用いた植物透明化手法は,東京理科大学の松永らにより開発されました。モデル植物であるイネやシロイヌナズナを,わずか数時間で透明化することが可能です。この手法を用いることで,より深部の内部構造をより明瞭に観察できます。


製品

T3530
Tissue-Clearing Reagent TOMEI [for Plants]

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特長

  • 簡便で迅速に,植物の透明化が可能
  • 共焦点顕微鏡で,より深部まで観察可能

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使用例

植物透明化手法「TOMEI-I」は,クロロフィルなどに よる自家蛍光が無くなりますが蛍光タンパク質の蛍光を減弱させるため,蛍光色素染色のみでの観察に適しています。

一方,植物透明化手法「TOMEI-II」は「TOMEI-I」よりマイルドな手法であるため自家蛍光はあまり減りませんが,サンプルの透明度は上昇し蛍光タンパク質の検出に適しています。

TOMEIにより透明化したイネとシロイヌナズナ(透明化手法TOMEI-I)

図1. TOMEIにより透明化したイネ(左)とシロイヌナズナ(右)
(透明化手法TOMEI-I)


TOMEIにより透明化されたシロイヌナズナ(透明化手法TOMEI-II)

図2. TOMEIにより透明化されたシロイヌナズナ
(透明化手法TOMEI-II)


共焦点顕微鏡により得られたシロイヌナズナの根の光学切片画像

図3. 共焦点顕微鏡により得られたシロイヌナズナの根の光学切片画像
(透明化手法TOMEI-II)

DAPI(青)とH2B-GFP(緑)で細胞核が,LTI6b-tdTOMATO(赤)で細胞膜が検出されています。
a ~ h はいずれも根の中央部の観察像です。
H2B-GFP(a, e)の蛍光は固定のみ(a)のみ, TOMEI-II処理あり(e)いずれにおいても強く検出できています。
DAPI(b)およびLTI6b-tdTOMATO(c)において,固定のみでは根の中央部の蛍光を観察することが難しいです。
一方,TOMEI-II処理後の根では中央部の細胞でも DAPI(f)およびLTI6b-tdTomato(g)の蛍光が検出できています。

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参考文献

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製品パンフレット(プロトコールも記載)

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