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TCI反応実例:ボロン酸触媒を用いた縮合反応

2,4-ビス(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸を触媒として用いた、安息香酸とベンジルアミンの縮合反応をご紹介します。この反応では水のみが副生されます。ボロン酸触媒は、塩基性水溶液による分液操作のみで除去可能です。

TCI反応実例:ボロン酸触媒を用いた縮合反応

使用した化学品

実施手順

安息香酸 (122 mg, 1.0 mmol)とベンジルアミン (107 mg, 1.0 mmol)のフルオロベンゼン (5 mL)溶液にモレキュラーシーブ3A (2 g)を加え、室温で30 分攪拌した。そこに2,4-ビス(トリフルオロメチル)フェニルボロン酸 (13 mg, 0.05 mmol)を加え、24時間加熱還流を行った。反応液を室温に冷却し、セライトろ過した後に酢酸エチル (30 mL)で残渣を洗浄した。ろ液を2 mol/L 塩酸 (30 mL)、飽和重曹水 (30 mL)、飽和食塩水 (20 mL)で順次洗浄し硫酸ナトリウムで乾燥した。溶液をろ過して溶媒を減圧下で留去すると、N-ベンジルベンズアミド (135 mg, 収率64%)が白色固体として得られた。

実施者コメント

反応溶液はLCでモニタリングした。

分析データ

N-ベンジルベンズアミド

1H NMR (270 MHz, DMSO-d6); δ 9.05 (brt, 1H, J = 5.4 Hz), 7.90 (dd, 1H, J = 7.3, 1.6 Hz), 7.56-7.44 (m, 3H), 7.36-7.32 (m, 4H), 7.25 (q, 1H, J = 7.3 Hz).

先行文献

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