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TCI反応実例:TIPDSCl2を用いたジオール部位の保護

TIPDSCl2を用いて、ウリジンの3’位と5’位の水酸基を選択的に環状シリル保護する反応を紹介します。

TCI反応実例:TIPDSCl2を用いたジオール部位の保護

使用した化学品

実施手順

室温にてピリジン (13.7 mL)にウリジン (1.0 g, 4.10 mmol)を加え攪拌した後、TIPDSCl2 (1.42 g, 4.50 mmol)を加えて室温で7時間攪拌した。反応溶液に酢酸エチル (10 mL)を加えた後、有機層を0.05 mol/L 塩酸 (10 mL)、イオン交換水 (10 mL)、飽和食塩水 (10 mL)で洗浄を行った。その後、無水硫酸ナトリウムで乾燥して減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (ジクロロメタン:メタノール = 10:1)で精製すると、1 (1.38 g, 収率 69%)が白色固体として得られた。

実施者コメント

反応溶液はUPLCでモニタリングした。

分析データ

化合物 1

1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 8.45 (s, 1H), 7.66 (d, J = 8.1 Hz, 1H), 5.73 (s, 1H), 5.68 (d, J = 7.9 Hz, 1H), 4.39 (m, 1H), 4.21 (m, 2H), 4.09 (m, 1H), 4.02 (m, 1H), 2.98 (s, 1H), 1.10 (m, 28H).

先行文献

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