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TCI反応実例:N,N'-ビス(2-フェニル-1-ナフチル)-1,2-ベンゼンジアミンを用いたUllmann型カップリング反応

N,N'-ビス(2-フェニル-1-ナフチル)-1,2-ベンゼンジアミンを触媒配位子として用いた、3-ブロモキノリンと1-ブタノールとのUllmann型カップリング反応をご紹介します。この反応は、室温でも進行することが特長です。

TCI反応実例:N,N'-ビス(2-フェニル-1-ナフチル)-1,2-ベンゼンジアミンを用いたUllmann型カップリング反応

使用した化学品

実施手順

3-ブロモキノリン (300 mg, 1.44 mmol)、1-ブタノール (160 µL, 1.73 mmol)、N,N'-ビス(2-フェニル-1-ナフチル)-1,2-ベンゼンジアミン (74.0 mg, 144 µmol)、よう化銅(I) (13.7 mg, 72.1 µmol)およびナトリウム tert-ブトキシド (277 mg, 2.88 mmol)のDMSO (2 mL)溶液を室温で1.5時間撹拌した。水を加えて反応停止した後、酢酸エチルで抽出し、有機層を無水硫酸ナトリウムで乾燥させた後、減圧濃縮した。得られた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 0:100 - 5:95)で精製すると、3-ブトキシイソキノリン (227 mg, 収率78%)が黄色液体として得られた。

実施者コメント

反応溶液はNMRでモニタリングした。
反応は窒素雰囲気下で行った。

分析データ

3-ブトキシイソキノリン

1H NMR (270 MHz, CDCl3); δ 8.65 (d, J = 3.0 Hz, 1H), 8.02 (dd, J = 6.8, 1.1 Hz, 1H), 7.70 (dd, J = 6.2, 1.9 Hz, 1H), 7.56-7.45 (m, 2H) 7.35 (d, J = 2.7 Hz, 1H), 4.07 (t, J = 6.5 Hz, 2H), 1.90-1.79 (m, 2H), 1.60-1.47 (m, 2H), 0.99 (t, J = 7.6 Hz, 3H).

先行文献

その他の文献

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