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TCI Chemistry News October 2021 |
2021年のノーベル化学賞は,Benjamin ListとDavid W.C. MacMillanの両教授が「不斉有機触媒反応の開発」という功績で受賞しました。TCIでは,不斉有機触媒反応に関する多くの製品をご提供しています。今号では,不斉有機触媒に関連するTCIのパンフレット,製品記事,先生方から頂いた寄稿論文をご紹介します。TCIの「不斉有機触媒」に関する製品パンフレットもご覧ください。 |
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プロリン型有機触媒不斉有機分子を触媒に用いる反応は,従来の金属錯体を用いる触媒反応に対して相補的かつ強力な合成ツールとして注目を集めています。1970年代の初め,EderらとHajosらはそれぞれ独自にL-プロリン [P0481]のみを唯一の不斉触媒として用いる分子内不斉アルドール反応を報告しています。その後の2000年にListらによるプロリンを触媒とした分子間不斉アルドール反応や,MacMillanらによるアミン触媒を用いた不斉Diels-Alder反応が相次いで報告されました。TCIでは,Singh触媒 [H1407],林-Jorgensen触媒 [D3843] [D3867]などのプロリン型有機触媒を提供しています。 |
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MacMillanイミダゾリジノン有機触媒イミダゾリジノン誘導体 [B4137] [B4138]は,MacMillanらによって開発された不斉有機触媒です。これまでに,B4137およびB4138を用いて,向山-マイケル付加反応,α,β-不飽和アルデヒドのエポキシ化反応,アルデヒドの1,3-付加反応,Diels-Alder反応など,様々な不斉合成反応が報告されています。いずれの場合も高収率・高選択性で目的物が得られています。 |
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Corey-Bakshi-柴田(CBS)触媒CBS触媒 [D2131] [D2130]は,1980年代にE. J. Corey,R. K. Bakshi,柴田によって開発されたキラルなオキサザボロリジン型有機触媒です。CBS触媒とボランを用いることでケトンの不斉還元が可能です。環状・非環状ケトンの両方を高いエナンチオ選択性でキラルアルコールに変換します。TCIでは,CBS触媒のトルエン溶液 [D5912] [D5911]もご提供しています。 |
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不斉有機触媒に関する製品記事TCIでは,特定の製品に焦点を当て、製品の特徴や使用方法を紹介する記事を多数掲載しています。有機触媒を用いた不斉合成に関する特集記事は以下のようなものがあります。 |
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不斉有機触媒に関する寄稿論文TCI発行誌「TCIメール」には,様々な教授の寄稿論文が掲載されています。有機触媒を用いた不斉合成に関する論文もありますので,是非ご覧ください。 |
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動物透明化試薬CUBIC-R+(N) お試しキャンペーン動物透明化試薬CUBIC-R+(N) [屈折率調整用] [T3983]の発売を記念し,お試しキャンペーンで透明化に必要なCUBIC-L [脱脂, 脱色用] [T3740]とCUBIC-R+(N)を25mLx1本ずつ無料サンプルとしてご提供します。この機会にぜひお試しください!(なお,1研究室1本のみとさせていただきますので予めご了承ください。) |
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ケムステ記事ピックアップ今号のケムステ記事ピックアップでは,「TLCと反応の追跡」を紹介します。 |
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