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還元剤 / Reducing Agent
No.100(1998/10発行)

近年,ラジカル反応を用いる有機合成が注目されており,その代表的な例として,水素化トリブチルスズを用いるハロゲン化合物の還元反応があげられます。しかしながら,この還元反応は,毒性が強く除去し難いスズ化合物を副成し,医薬品,化粧品などの合成に用いることができませんでした。P. Kulpinskiらは,ベンジルブロミドをモデル化合物として,ラジカル連鎖反応還元剤である本品1の有用性を明らかにしています。それによれば,本品1は毒性がほとんど無いことや,還元反応に利用されるSi-H結合を分子内に4つ有しているため,少量で効果的に反応を進行することができると報告されています。従って,このシラン化合物は医薬品,化粧品分野における合成反応への応用が期待されています。
文献
- Radical-based reductions
P. Kulpinski, P. D. Lickiss, W. Stanczyk, Bull. Pol. Acad. Sci., Chem. 1992, 40, 21.
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