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光学活性アミノアルコール / Chiral Amino Alcohols

No.112(2001/10発行)
V0077
D-Valinol (1a)
V0058
L-Valinol (1b)
 光学活性アミノアルコールは,不斉源を導入する様々な場面で利用されています。天然物合成のビルディングブロック1)としてはもとより,不斉合成反応において重要な役割を担う不斉触媒の不斉配位子2)や不斉補助剤の原料3)としても用いられます。例えば,1とピリジンジカルボン酸からは,不斉ビスオキサゾリン配位子2が合成され,そのロジウム錯体は,カルボニル化合物の不斉ヒドロシリル化の触媒として働きます4)
 光学活性アミノアルコールは,この他にも数多くの光学活性化合物の構築に利用されています。

文献

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