システムメンテナンスのお知らせ 2025年8月24日(日) 午前7:30 ~ 午後12:30:当時間帯は当ウェブサイトがご利用いただけません。ご不便をおかけして申し訳ありませんがご理解のほどよろしくお願いいたします。
東京化成化学振興財団が2026年度助成金募集を開始|HPMCカプセル試薬トライアルキャンペーン|募集中新設・移設研究室サポートプログラム|キャップ天面の二次元コードで製品書類簡単取得|[製品ハイライト]独特な構造と生物活性を…|◆TCIウェブサイトのご案内◆|※ その他のお知らせ・更新情報(2025.8.18更新)
Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
ピンサー型ニッケル触媒 / Pincer-type Nickel Catalyst
No.143(2009/07発行)


ブロモ[(2,6-ピリジンジイル)ビス(3-メチル-1-イミダゾリル-2-イリデン)]ニッケルブロミド(1)は稲本らが開発した空気中で安定なピンサー型ニッケル錯体で,Heck反応1a),鈴木-宮浦反応1a,1b),熊田-玉尾-Corriu反応1b) などのクロスカップリング反応の触媒として有用です。例えば,熊田-玉尾-Corriu反応では,THF溶媒中,触媒量の1の存在下,反応性の低いアリールフルオリドでも室温下で反応が進行し,高収率で目的物が得られます。また,鈴木-宮浦反応においても種々の官能基を有する基質を用いることが可能で,多様なビアリール化合物を得ることができます。
文献
- 1)Catalytic activities of a bis(carbene)-derived nickel(II)-pincer complex
掲載されている情報は,ご覧の「TCIメール」発行当時のものです。ご注文の際には最新情報をご覧ください。
また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。
また,地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は,販売は行っておりませんのでご了承ください。