TCIメール最新号No.201|HPMCカプセル試薬トライアルキャンペーン|募集中新設・移設研究室サポートプログラム|研究者のための試薬管理システムTRMS|[製品ハイライト]レドックス活性エステル…|◆TCIウェブサイトのご案内◆|※ その他のお知らせ・更新情報(2026.4.8更新)
Maximum quantity allowed is 999
注文本数を選んでください。
安全なシアノニトロメチル化剤
No.170(2016/07発行)
- N1091
- 4-Nitro-5(2H)-isoxazolone Pyridinium Salt (1)(※この製品は販売終了しました。)
ニトロアセトニトリル(NAN)は、反応性の高いシアノ基とニトロ基を有するとともに、中間のメチレン基が高い酸性度を示すため、シアノニトロメチル化剤として合成化学的に有用です。しかしながら、NANは爆発性を有することから、安全に使用できる代替試薬が求められています。
西脇らにより開発された4-ニトロ-5(2H)-イソオキサゾロンピリジニウム塩(1)は、2分子の有機塩基を作用させることで開環反応が速やかに進行し、NANの合成等価体として働くシアノアシニトロ酢酸塩2に誘導されます1)。生成した2は、非極性、極性を問わず有機溶媒への溶解性が高いことから、安全で取り扱いの容易なシアノニトロメチル化剤として多岐にわたる多官能性化合物の合成に有用です。
例えば、発生させた2とビニルケトンの反応で得られたマイケル付加体3に、アミンを作用させることで、ニトロ基とアミノ基を隣接位に有する二官能性ピリジン誘導体4を得ることができます2)。イソオキサゾリンやイソオキサゾール、ジヒドロピリジン、ナフチリジンなどの多官能性複素環の合成も報告されています2-4)。

さらに、1から誘導されるシアノアシニトロ酢酸塩2を利用して得られる生成物は、シアノ基、ニトロ基を有するため、種々多様な骨格へと導くことが可能です。
文献
- 1) Ring opening reaction of the pyridinium salt of 4-nitro-3-isoxazolin-5-one
- 2) Safe cyano(nitro)methylating reagent – Michael addition of cyano-aci-nitroacetate leading to δ-functionalized α-nitronitriles
- 3) One-pot synthesis of polyfunctionalized isoxazol(in)es
- 4) Synthesis of vicinally functionalized 1,4-dihydropyridines and diazabicycles via a pseudo-intramolecular process
- 5) Review
- H. Asahara, N. Nishiwaki, オレオサイエンス 2015, 15, 165.
掲載されている情報は、ご覧の「TCIメール」発行当時のものです。ご注文の際には最新情報をご覧ください。
また、地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は、販売は行っておりませんのでご了承ください。
また、地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は、販売は行っておりませんのでご了承ください。