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CASA試薬: 新しいキラルNMRシフト試薬
No.181(2019/08発行)
- C3671
- (R,R)-CASA-H (1)
- C3672
- (S,S)-CASA-H (2)
- C3673
- (R,R)-CASA-Na (3)
- C3674
- (S,S)-CASA-Na (4)
CASA試薬（1-4）は六配位のアルミニウム錯体で，NMRシフト試薬として用いることができます。基質とCASA試薬を混合してNMRを測定すると，酸素および窒素官能基の近傍のプロトンのケミカルシフトが分離し，両エナンチオマー由来のピークを区別できます。また，極性，非極性の両方の重溶媒に適用可能です。
（弊社にて測定，400 MHz，CD3OD，左からラセミ体，S体，R体の測定結果）
文献
- 1) 1H NMR Chiral Analysis of Charged Molecules via Ion Pairing with Aluminum Complexes
- 2) A chiral aluminum solvating agent (CASA) for 1H NMR chiral analysis of alcohols at low temperature
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また，地域等によって販売製品が異なります。製品詳細ページが表示されない場合は，販売は行っておりませんのでご了承ください。
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