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AMP-活性化プロテインキナーゼ(AMPK)活性化剤

No.196(2024/08発行)
H1552
A 769662 (1)

AMP-活性化プロテインキナーゼ(AMPK)活性化剤

A769662 (1)はAMP-活性化プロテインキナーゼ(AMPK)の細胞透過性活性化剤です1)1は部分精製されたラット肝AMPKを活性化(EC50 = 0.8 μM)し、ラット肝細胞の脂肪酸合成を阻害(IC50 = 3.2 μM)します1)
1はまた、精製したラット肝細胞AMPKを有意に活性化し(EC50 = 116 nM)、その活性化はAMPによる場合に比べ て50倍強いものです2)1によるAMPKの活性化の機構は、アロステリックなものと酵素の172残基目のThrの脱リン酸化の阻害によるものです3)。さらに、1は体細胞の人工多能性幹細胞(iPSC)への再プログラミングと4)、間葉系幹細胞の増殖を阻害します5)

文献

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