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生細胞と死細胞の染め分けが可能な染色キット
No.197(2024/11発行)
生/死細胞染色キット (1)は調製済みのカルセイン-AM溶液と、ヨウ化プロピジウム (PI)溶液を含むキット製品です。カルセイン-AMは生細胞の染色に使用される細胞膜透過性の化合物で、細胞内のエステラ-ゼによる加水分解を受けて、強い緑色蛍光を発するようになります1)。一方、PIは死細胞の染色として利用される蛍光色素です。PIは生細胞の細胞膜は透過できず、死細胞やアポトーシス後期の細胞にのみ入り込み、DNA にインターカレートして赤色蛍光を発します2)。1を使うと、15分程度の染色で生細胞を緑色蛍光、死細胞を赤色蛍光で染め分けることができます。これにより、正確に生細胞と死細胞を検出することができます。

DMSO濃度が高くなるにつれて生細胞 (緑色蛍光)が減り、死細胞 (赤色蛍光)が増えている。
文献
- 1) Cell-based assays using calcein acetoxymethyl ester show variation in fluorescence with treatment conditions
- 2) Conventional apoptosis assays using propidium iodide generate a significant number of false positives that prevent accurate assessment of cell death
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