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SGLT2阻害剤
No.199(2025/08発行)

ナトリウム-グルコース共輸送体2 (Sodium-Glucose Cotransporter 2, SGLT2)は腎臓の近位尿細管で尿中へのグルコース再吸収を担う膜タンパク質です。ダパグリフロジン (1)やイプラグリフロジン (2)はSGLT2を特異的に阻害することで尿中へのグルコース排泄を促進し、血糖値を低下させる作用をもちます1)。SGLT2阻害剤はインスリンの併用により、HbA1c*の改善と低血糖リスクの軽減が報告され、心腎領域の研究にも有用です2)。
近年では、SGLT2阻害剤が心不全などの心疾患研究にも注目されています3)。動脈拡張作用による後負荷の軽減、利尿作用による前負荷の軽減により心機能を改善し、心不全の進行を抑制する可能性が示されています。
(本製品は試薬であり、試験・研究用のみにご使用ください。)
*HbA1c : ヘモグロビンA1c。赤血球中のヘモグロビンとグルコースが結合したもので、過去1-2か月間の平均血糖値を示すバイオマーカーとして用いられます。
文献
- 1) Renal effects of SGLT2 inhibitors: an update
- 2) Safety and efficiency of SGLT2 inhibitor combining with insulin in subjects with diabetes: Systematic review and meta-analysis of randomized controlled trials
- 3) Cardiovascular effects and mechanisms of sodium-glucose cotransporter-2 inhibitors
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