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TCI Fine Chemical News
TCIファインケミカルニュース 2021年7月号
TCIファインケミカルニュースでは,東京化成工業のファインケミカル分野における様々なトピックスをお届けします。今回は一例として,反応系の改良についてご紹介します。

低温Wolff-Kishner還元の実用化

Wolff-Kishner還元は,塩基性条件下でカルボニル化合物をメチレンに還元する反応で,一般的には高温下(約200 ℃)で反応を行います。高温条件の反応は適応できる設備が限られ,さらに危険も伴う為スケールアップに適しておりません。
しかし,Wolff-Kishner還元は,条件次第では200℃未満でも反応が進行するケースが報告されています。特に,アシルベンゼンをアルキルベンゼンへ還元するケースにおいては,良好な結果が得られています。

Wolff-Kishner還元の改良例(低温条件  <200℃)
Wolff-Kishner還元
TCIでは,この条件をさらに最適化しスケールアップの条件を整え,最大500 LスケールでWolff-Kishner還元を行った実績があります。

従来法より温度を下げることで,過剰な反応を抑える事も期待できますが,何よりも作業に携わる人員の安全性をより高めるという重要な意味があります。
最適かつ安全な反応条件の検討に,TCIのプロセス開発を是非ご活用ください。

【製造反応実績】

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<化成品部>
TEL: 03-5651-5171
 
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