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TCIファインケミカルニュース 2023年7月号

東京化成工業のファインケミカル分野のトピックスをお届けするTCIファインケミカルニュース。今回は、プロセス開発によるコストダウン事例をご紹介します。

パラジウム触媒の代替検討と精製法の改善によるコストダウン

少量合成から大量製造に進める際、原料を大量に使えるとは限りません。高価な原料であれば使用の回避を検討することもあります。このような場合にはプロセス開発が必要です。

6,6'-Dimethyl-2,2'-bipyridyl [B0842]は、2-Bromo-6-methylpyridine [B2114]を出発物質とし、パラジウム触媒を使用したカップリングにより合成することが可能です。しかし、パラジウムは近年価格が高騰しており、触媒量であっても大量に使う製法はコストがかかります。


TCIでは、このカップリングの工程について見直しを行い、パラジウム触媒の代替としてニッケル触媒を用いる反応により、目的物へと導くことに成功しました。
後処理と精製の段階でも、目的物の特性を利用し改善することで、GC純度98%以上の品質かつ、従来法の2倍近い収率で製品を得ることができました。


たとえ触媒量であっても、スケールアップの際はコストに大きく影響を与えます。プロセス開発により、高価な原料を回避するだけでなく、精製法の改善によって、全体のコストダウンを達成しました。TCIのプロセス開発は大量製造の最初の第一歩。皆様のお悩み相談を承ります。

※種別から「受託(研究・開発・製造)サービスについて」を選択してお問い合わせください。


関連製品

ビス(トリフェニルホスフィン)ニッケル(II)ジクロリド [B1571]


学会・展示会 出展情報

日本プロセス化学会2023サマーシンポジウム
開催日:2023年8月3日(木)~4日(金)
会 場:タワーホール船堀


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