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TCI反応実例:HBTUを用いた縮合反応

縮合剤のHBTUを用いた、プロリン保護体とロイシン保護体の縮合反応をご紹介します。

HBTUを用いた縮合反応

使用した化学品

実施手順

L-ロイシン tert-ブチルエステル塩酸塩 (1.00 g, 4.47 mmol)、Fmoc-L-プロリン (1.51 g, 4.47 mmol)およびHBTU (2.54 g, 6.70 mmol)をジクロロメタン (7.45 mL)とDMF (7.45 mL)の混合溶媒中で攪拌し、2,4,6-コリジン (1.08 g, 8.94 mmol)を加えて室温で4時間攪拌した。反応終了後、1 mol/L 塩酸 (50 mL)を加え、この溶液をジクロロメタン (50 mL)で抽出した。有機層を水 (50 mL)で2回洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥させて減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルクロマトグラフィー (酢酸エチル:ヘキサン = 1:1)で精製すると、化合物1 (2.11 g, 収率93%)が白色結晶として得られた。

実施者コメント

反応溶液はTLC (酢酸エチル:ヘキサン= 1:1, Rf = 0.64)とUPLCでモニタリングした。

分析データ

化合物1

1H NMR (400 MHz, CDCl3); δ 7.80 (d, J = 7.2 Hz, 2H), 7.66–7.57 (m, 2H), 7.39 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 7.31 (t, J = 7.2 Hz, 2H), 4.42–4.15 (m, 5H), 3.62–3.42 (m, 2H), 2.38–2.16 (m, 1H), 2.12–1.84 (m, 3H), 1.78–1.49 (m, 3H), 1.43 (d, J = 9.2 Hz, 9H), 0.92 (dd, J = 18.0, 6.4 Hz, 3H), 0.72 (dd, J = 25.2, 6.4 Hz, 3H).

先行文献

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