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May Chemistry News
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「TCIニュース」は,試験・研究用試薬をお使いの皆さまに,新製品情報やその他,お役立ち情報をお届けします。今号は,縮合剤安全に取り扱えるガス溶液イソシアン酸メチルの代替となるカルバミン酸誘導体TCIメール最新号をご紹介します。

縮合剤

縮合剤

エステル化反応やアミド化反応は,有機合成上重要な反応の一つとして挙げられています。エステル化反応は酸性条件化での脱水縮合反応が古くから知られていますが,熱に不安定な基質に適用させるのは困難です。そこで,より温和な条件で反応させる反応条件や縮合剤が開発されるようになりました。TCIでは多数の縮合剤を取り揃えています。
安全に取り扱えるガス溶液

安全に取り扱えるガス溶液

室温で気体状態の化合物は取り扱いが難しく,危険です。TCIではその危険性を軽減すべく,ガス化合物を様々な溶媒に溶かした製品をご用意しています。例えば,アンモニア溶液([A1884][A2236][A2237])やトリエチルアミン溶液([T2268][T2892][T2893][T2704][T3567][T3614]),1,3-ブタジエン溶液([B4358][B4359][B4835]),三塩化ホウ素([B3556][B3967][B3968][B4415][B4416])などの他にも,多数の製品が揃っています。
イソシアン酸メチルの代替となるカルバミン酸誘導体

イソシアン酸メチルの代替となるカルバミン酸誘導体

メチルカルバミン酸N-スクシンイミジル [U0108]は,イソシアン酸メチルの代替試薬として用いることができ,アルコールやアミンと反応してN-メチルカーバメートやN-メチルウレアを合成できます。塩基存在下,アルコールやアミンにU0108を作用させると付加反応が進行して目的物を与えます。この反応は室温以下でも進行し,良好な収率で目       的物が得られます。U0108は固体で低毒性であるため,扱いが容易でより安全に用いることができます。
TCIメール最新号:寄稿論文,製品紹介

TCIメール最新号:寄稿論文,製品紹介

TCIメール最新号 No.183(2020年春号)では,戸田 泰徳助教と菅 博幸教授による寄稿論文「二官能性テトラアリールホスホニウム塩触媒の設計」を掲載しています。今号の製品紹介は,になります。
ケムステ記事ピックアップ — 化学者も参戦!?急成長ワクチン業界

ケムステ記事ピックアップ

今号のケムステ記事ピックアップでは,「化学者も参戦!?急成長ワクチン業界」を紹介します。
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TCI協賛 第二回ケムステVシンポ
「光化学へようこそ!~ 分子と光が織りなす機能性材料の新展開 ~」

TCIはケムステーション主催のケムステVシンポに協賛しています。2020年5月15日に「光化学」をテーマにした第二回オンラインシンポジウムが開催されました。次回は,第四回 ケムステVシンポ「持続可能社会をつくるバイオプラスチック」が予定されています。

学会・展示会 出展情報

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