TTST [T4211]は、液体のトリフルオロメチルチオ化剤です。室温かつ空気中で安定であり、取り扱いが容易です。反応条件に応じて、トリフルオロメチルチオカチオン種、アニオン種、ラジカル種をスイッチングして発生させることが可能です。

NFBB [F1345]は、嵩高いtert-ブチル基によって立体的に保護され、強塩基による分解を抑えるように設計されたフッ素化剤です。活性メチレンや(ヘテロ)アリールリチウム、アルケニルリチウム、グリニャール試薬をフッ素化可能です。

三座ホスフィン配位子 [B6436]は鉄錯体を形成し、カルボニル基をもつアレーンのオルト位のC-Hメチル化を触媒します。高純度かつ、熱や湿気に対して安定です。

Ni(tBustb)₃ [T4132]を触媒として用いた、2-クロロ-p-キシレンとp-アニシジンのBuchwald-Hartwigアミノ化反応をご紹介します。