「TCIニュース」は、試験・研究用試薬をお使いの皆さまに、新製品情報やその他、お役立ち情報をお届けします。
今号は、以下の情報などのご紹介です。

グルコース測定キット
グルコースは生体の主要なエネルギー源であり、糖や脂質の研究における代謝の指標として重要です。また、がん細胞は正常細胞よりもグルコースを多く消費することが知られており、グルコース濃度を測定することはがんの代謝研究においても重要です。グルコース測定キット [G0656]では、血清や細胞培養上清などのサンプル中のグルコースの濃度を測定することができます。

電気泳動用試薬
電気泳動法は外部から電場をかけて荷電分子を移動させる方法で、核酸、タンパク質などの分離分析に広く用いられています。タンパク質の電気泳動分析では、ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)が汎用されています。中でも分子量測定やタンパク質の精製過程での純度の検定などにはSDS-PAGEがよく用いられます。弊社では、ゲル染色試薬として銀染色法用の銀染色キット [I1309]や、ネガティブ染色法用のゲル ネガティブ染色キット [G0615]、CBB染色法用のクマシーブリリアントブルーG-250 (調製済み溶液) [C3488]など電気泳動用試薬を多数取り揃えています。

キサンチン/ヒポキサンチンアッセイキット
キサンチン/ヒポキサンチンはプリン塩基の一種で、ほとんどの体組織や体液に見られる有機化合物です。キサンチンは生体内でプリン化合物を分解した際に生じ、キサンチンオキシダーゼの作用により尿酸へ変換されます。キサンチン / ヒポキサンチンアッセイキット [X0094]は付属の溶液を用いることで、生体試料中のキサンチン/ヒポキサンチンを定量することができます

免疫染色に有用な内在性ビオチンのブロッキング試薬
ビオチンは、生体でアミノ酸や脂肪酸などのエネルギー代謝に補酵素として働くビタミンB群の一種です。腎臓や肝臓、乳腺などの組織に多く含まれており、アビジン-ビオチン反応をベースとした免疫染色ではバックグラウンドの原因となります。アビジン / ビオチンブロッキングキット [A3665]は、付属のアビジン溶液、ビオチン溶液を順に用いることで、内在性ビオチンによる非特異的染色を抑えることができます。各溶液はスポイトボトルに入っており、適切な容量を組織切片に滴下することが可能です。
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