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ポリマー/高分子研究用試薬

高分子(ポリマー)は塩化ビニルやポリエチレンなどの汎用樹脂をはじめ、ポリアミドやポリカーボネートなどの耐熱性ポリマーを代表とするエンジニアリングプラスチック(エンプラ)まで、幅広く利用されている素材です。
ポリマーの耐熱性は軟化点で示され、この軟化点は材料強度が増すとそれに伴い増加します。軟化点と強度の向上を意図してポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリアリレート、ポリイミドなどのスーパーエンプラが開発されました。これらポリマーの軟化点は150℃以上で、消防服、防弾チョッキなどにも利用されています。更なる性能向上を意図して活発な研究が行われています1)
一方、電気、光学、メディカル、バイオテクノロジーに関する新たな機能をポリマーに付与する試みも活発に行われています。例えば、含フッ素系モノマーは共重合の相手を変えることで、フォトレジスト、光ファイバー被覆材、酸素富化膜、膜型人工肺などそれぞれ異なる用途が開発されています。ポリシランは紫外部に極大吸収を持ち、感光性もあり、耐酸素プラズマ性に秀でているポジ型レジストとして用いることができます2)。ポリ乳酸はバイオマス原料を使用するため、化石資源の節約ができる自然環境適応機能をもつポリマーとして実用化されています3)
このように広範な応用化が見込めるポリマー材料は、今後の研究開発が期待されています。以下のページには、ポリマーに加えて、ポリマーの合成原料として使用されているモノマー、開始剤、禁止剤、触媒などを収載いたしました。新規ポリマー材料の開発にご利用ください。

参考文献

  • 1) (a) 石川満夫, 触媒 1990, 32, 203.
    • (b) 石川満夫, 高分子 1993, 42, 564.
  • 2) (a) 古川淳二、ポリマーダイジェスト 1992, 10, 57.
    • (b) 古川淳二, ポリマーダイジェスト 1992, 11, 62.
  • 3) 川島信之, 有機合成化学協会誌 2003, 61, 496.
  • 4) Review:
    • (a) 圓藤紀代司ら, マイクロエレクトロニクスにおける高分子材料, 高分子学会編, 2004.
    • (b) 亀山敦ら, 高分子の精密合成と高次構造制御, 高分子学会編, 2004.
    • (c) 西久保忠臣, ベーシックマスター 高分子化学, オーム社, 2011.
    • (d) 公益社団法人日本化学会, 化学便覧 応用化学編, 第7版, 丸善出版, 2014.

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