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TCI Life Science News April 2021
「TCIニュース」は,試験・研究用試薬をお使いの皆さまに,新製品情報やその他,お役立ち情報をお届けします。今号は,バイオコンジュゲーション抗腫瘍性分子標的阻害剤リン脂質ポリアミンをご紹介します。
バイオコンジュゲーション

バイオコンジュゲーション

バイオコンジュゲーションは,生体分子であるDNA・RNA・タンパク質・脂質・糖鎖などに,他の機能分子を温和な条件下で化学結合させ,複合体を形成することを示します。形成された複合体は,創薬や受容体結合リガンド発見,疾患診断,ハイスループットスクリーニングなどの新規手法開発に応用されています。近年では,生体分子には存在しない生物直交型の官能基(アジド基など)を利用した化学修飾法も見出されています。
抗腫瘍性分子標的阻害剤

抗腫瘍性分子標的阻害剤

近年,がん細胞特異的な機能分子を標的とした抗腫瘍性分子標的薬成分が登場してきました。例えば,特定のチロシンキナーゼを標的として阻害するイマチニブ [I0906]レゴラフェニブ [R0142]や,血管内皮細胞増殖因子(VEGF)を阻害することで血管新生を抑制するサリドマイド [T2524]が挙げられます。これらの分子標的薬成分は,従来の抗腫瘍剤と比べて正常細胞に与える影響と副作用の発現が少ないと考えられています。そのため,抗腫瘍性分子標的薬成分の開発が現在でも注目されています。
リン脂質

リン脂質

リン脂質は,細胞膜の主成分である脂肪酸のリン酸エステルです。細胞膜の極性膜は,両親媒性であるリン脂質の二重層(脂質二重膜)によって形成されています。脂質二重層の例の一つであるリポソームはカプセル構造をしており,その内部に他の分子を入れることが可能です。DMPC [D3924]DSPE [D4214]DOPG Sodium Salt [D5318]のようなリン脂質で構成されたリポソームは,放出制御剤やドラッグデリバリーシステム,化粧品などの研究に利用されています。
ポリアミン

ポリアミン

ポリアミンは,アミノ基が少なくとも2つ以上結合した脂肪族炭化水素の総称で,プトレシン [D0239]カダベリン [D0108]スペルミジン [S0068]スペルミン [S0069]のように,通常いくつかのアミノ基がトリメチレン基またはテトラメチレン基で分け隔てられている構造を持っています。ポリアミンの多くは真核および原核細胞に存在し,人を含めたあらゆる生体内から単離されています。特に,がん細胞ではポリアミンの代謝調節に異常が認められています。このようにポリアミンは疾病研究において注目されています。
2021campaign

日本化学会 第101春季年会(2021) 東京化成工業Web展示ページ

今年の日本化学会 春季年会は3月19日~22日にオンライン開催されました。TCIではこれまでの展示会場における展示ブースに代わり,Web展示ページをご用意し,会期終了後も引き続き公開しています。毎年好評のTCIオリジナルグッズキャンペーンも開催しておりますので,是非ページをご覧ください。

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