「TCIニュース」は、試験・研究用試薬をお使いの皆さまに、新製品情報やその他、お役立ち情報をお届けします。
今号は、以下の情報などのご紹介です。
- 室温で利用できるUllmannカップリング用ジアミン配位子
- ジイソプロピルアンモニウムテトラゾリドを反応剤としたホスホロアミダイト化
- アリルスルホニルピリジン誘導体を用いたクロスカップリング反応
- ジフェニルホスホノ酢酸エチルを用いたZ-選択的Horner-Wadsworth-Emmons反応

室温で利用できるUllmannカップリング用ジアミン配位子
Ullmann型クロスカップリングはC(sp2)-N結合およびC(sp2)-O結合形成反応として多用されていますが、反応条件や基質適用範囲などにおいて多くの課題がありました。近年、ベンゼン-1,2-ジアミン配位子がUllmann型クロスカップリングに利用できることが報告され、利便性が大きく改善しました。弊社では、3つのジアミン配位子([B6606]、[D6240]、[B6801])をご用意しています。

ジイソプロピルアンモニウムテトラゾリドを反応剤としたホスホロアミダイト化
ジイソプロピルアンモニウムテトラゾリド [D6204]を用いた、5'-O-(4,4'-ジメトキシトリチル)チミジンと2-シアノエチル N,N,N',N'-テトライソプロピルホスホロジアミダイトからのホスホロアミダイト体の合成をご紹介します。

アリルスルホニルピリジン誘導体を用いたクロスカップリング反応
2-(アリルスルホニル)-5メチルピリジン [A3349]を用いた、4-ブロモアニソールとのC-Cクロスカップリング反応をご紹介します。

ジフェニルホスホノ酢酸エチルを用いたZ-選択的Horner-Wadsworth-Emmons反応
ジフェニルホスホノ酢酸エチル [D2547]を用いた、安藤法によるp-トルアルデヒドのZ選択的Horner-Wadsworth-Emmons反応をご紹介します。ジフェニルホスホノ酢酸エチルを用いることで、簡便にZ体のα,β-不飽和エステルを導入できます。
ケムステ記事ピックアップ
今号のケムステ記事ピックアップでは、「サラダ油はなぜ燃えにくい? -引火点と発火点-」を紹介します。
|
|
学会・展示会 出展情報
FAQ・お問合せ先
製品に関するご質問
TEL:03-5640-8857 FAX:03-5640-8868
ご注文に関するご質問
弊社取扱店までお問い合わせください。
在庫・納期に関するご質問
<営業部> TEL: 03-3668-0489 FAX: 03-3668-0520
<大阪営業部> TEL: 06-6228-1155 FAX: 06-6228-1158
» osaka-s@TCIchemicals.com
» お問い合わせフォーム
メールマガジン「TCIニュース」に関するご質問
<マーケティング室>TEL:03-5640-8858
» TCIeNewsletter@TCIchemicals.com
» メールマガジン「TCIニュース」のバックナンバーはこちら