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TCI Life Science News September 2020 |
「TCIニュース」は,試験・研究用試薬をお使いの皆さまに,新製品情報やその他,お役立ち情報をお届けします。今号は,動物透明化試薬CUBIC 新製品,検出用蛍光プローブ,選択性の高いカルシウムキレート剤,PDE4阻害剤をご紹介します。 |
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動物透明化試薬CUBIC 新製品組織透明化試薬CUBIC-X1 [T3866]および組織透明化試薬CUBIC-X2 [T3867]は,動物組織を肥大化しつつ透明化することができます。また,顕微鏡観察時に透明化組織サンプルを浸漬して使用するための封入剤(RI 1.520) [M3294]および封入剤(RI 1.467) [M3292]もご用意しました。M3294はCUBIC-R+,M3292はCUBIC-X2を使用した透明化組織の観察に適しています。 |
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検出用蛍光プローブ蛍光イメージングはライフサイエンスの分野で重要な研究手法です。TCIでは,蛍光染色,フローサイトメトリー,蛍光ウエスタンブロッティング,FLISAなど,様々な実験に使用できる蛍光プローブを提供しています。アプリケーションデータや蛍光顕微鏡写真も掲載しています。 |
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選択性の高いカルシウムキレート剤BAPTA [B3895]およびBAPTA-Na4 [T2844]は,Mg2+よりもCa2+に高い選択性をもつキレート剤です。BAPTAとBAPTA-Na4はEGTAよりもCa2+に対する選択性が高く,pHによる影響を受けにくい特徴があります。また,キレート反応もEGTAより速く,その速度の違いを利用してニューロンにおけるCa2+チャネルとCa2+センサーとの距離の推定が可能であることが報告されています。BAPTAとBAPTA-Na4は共に細胞膜非透過性である一方,エステル化されたBAPTA-AM [T2845]は細胞膜透過性であり,細胞内でエステラーゼによる加水分解を受けて細胞内のCa2+をキレートすることができます。 |
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PDE4阻害剤とそのエナンチオマーロリプラム [R0110]はホスホジエステラーゼ4(PDE4)の選択的阻害剤です。PDE4は,特に神経細胞と免疫細胞内でサイクリックヌクレオチドcAMPとcGMPを分解し,それぞれ5'-AMPと5'-GMP に変換する酵素ファミリーです。ロリプラムによりPDE4を阻害すると細胞内のcAMP濃度が高まります。その影響により炎症性サイトカインなどの炎症メディエーターの発現が抑制されます。(R)-(−)-ロリプラム [R0182]は活性エナンチオマーであり,(S)-(+)-ロリプラム [R0183]の約3倍のPDE4阻害活性を有していると報告されています。 |
学会・展示会 出展情報 |
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