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TCI Chemistry News June 2021 |
「TCIニュース」は,試験・研究用試薬をお使いの皆さまに,新製品情報やその他,お役立ち情報をお届けします。今号は,可視光レドックス触媒・光増感剤,光学活性アミノ酸合成に用いられる不斉補助剤,縮合反応によるβ-ラクタムの合成,AquaMetを用いるオレフィンメタセシス,低分子化合物からの抗原作製などをご紹介します。 |
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可視光レドックス触媒・光増感剤可視光を光源にした光反応の開発が盛んに行われています。可視光を利用することで高エネルギーの紫外線を必要とせず,さらに穏和な条件で反応を進行させられるため,副反応の抑制が期待できます。TCIでは,可視光による光反応に使用される有機触媒や,ルテニウムやイリジウム系などの金属錯体触媒をご提供しています。可視光レドックス触媒により,パラジウム触媒では難しいCsp2-Csp3結合を形成することが報告されています。また,ニッケル触媒による配位子フリーのアリールアミノ化のための光活性化助触媒としても使用できるものもあります。 |
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光学活性アミノ酸合成に用いられる不斉補助剤(S)-N-(2-ベンゾイルフェニル)-1-ベンジルピロリジン-2-カルボキサミド [B5519]は,光学活性なアミノ酸の合成に利用できる不斉補助剤です。ラセミ体のα-アミノ酸を基質として B5519と硝酸ニッケルおよびナトリウムメトキシドを作用させると,中間体を経由してα位の異性化が起こります。これを酸で加水分解することで(S)-アミノ酸が高い光学純度で得られます。 |
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TCI反応実例:縮合反応によるβ-ラクタムの合成2,2'-ジピリジルジスルフィド [D1114]とトリフェニルホスフィン [T0519]を用いた縮合反応によるβ-ラクタムの構築をご紹介します。反応レポートは,TCIの合成スタッフが行ったものです。実施手順だけでなく,反応実施者のコメントや分析データもご覧いただけます。 |
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TCI反応実例:AquaMetを用いるオレフィンメタセシスルテニウム錯体であるAquaMet [A3009]を触媒として用いたオレフィンメタセシスによるシクロペンテン環の構築をご紹介します。AquaMetは従来のメタセシス触媒にも劣らない,高い触媒活性を示します。 |
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低分子化合物からの抗原作製コンジュゲート分子は,タンパク質などの高分子と低分子化合物がリンカーで繋がったもので,様々な測定系や実験系の可能性を広げます。TCIは,これら低分子化合物・リンカー・高分子化合物において,豊富な知見と経験を有しています。低分子化合物の合成・化学修飾からのリンカー導入・抗体に付けるコンジュゲーションまで,これら抗原作製を弊社一貫で対応致します。 |
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ケムステ記事ピックアップ今号のケムステ記事ピックアップでは,「既存の農薬で乾燥耐性のある植物を育てる」を紹介します。 |
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TCI協賛 ケムステVシンポジウムTCIでは,ケムステーション主催のケムステバーチャルシンポジウムに協賛しています。今月は,「マテリアルズインフォマティクス」をテーマにした第16回オンラインシンポジウム,「未来を拓く多彩な色素材料」をテーマにした第17回オンラインシンポジウム,「”やわらか電子材料” 有機半導体の世界」をテーマにした第18回オンラインシンポジウムが,それぞれ開催されました。過去のシンポジウムは,アーカイブ動画としてケムステチャンネルに順次アップロードされていくようですので,見逃された方はしばらくお待ちください。 |
学会・展示会 出展情報 |
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