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| TCI Chemistry News January 2022 |
| 「TCIニュース」は,試験・研究用試薬をお使いの皆さまに,新製品情報やその他,お役立ち情報をお届けします。今号は,ニトロアレーンとアニリン類のカップリングによるヒドラジン誘導体合成に有用な有機触媒,塩基フリーなN-シリルエナミンの合成に用いられるルテニウム触媒,ヨードニウムイリド試薬を用いたスルホキシイミン合成反応,CDIを用いた縮合反応などをご紹介します。 |
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ニトロアレーンとアニリン類のカップリングによるヒドラジン誘導体合成に有用な有機触媒anti-1,2,2,3,4,4-ヘキサメチルホスフェタン1-オキシド [H1766]は,ニトロアレーンとアニリン類のカップリング反応の触媒として利用できます。H1766は3価と5価の酸化状態を経る触媒サイクルを通してニトロ基を活性化します。その後アミノ基と反応してN-N結合が生じ,対応するヒドラジン誘導体が良好な収率で得られます。さらに,H1766はニトロアレーンとアリールボロン酸との還元的C-Nカップリング反応の触媒にもなります。 |
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塩基フリーなN-シリルエナミンの合成に用いられるルテニウム触媒ルテニウム錯体である[(DmpSR')RuCl(P-(i-Pr)3)] [C3327]は,イミンのN-シリル化を触媒することが報告されています。この反応は触媒がシランのSi-H結合を活性化するため塩基を添加する必要がなく,室温かつ低触媒量でも進行するという特徴があります。イミンとジメチルフェニルシランの溶液を,C3327とNaBArF4を含む溶液に滴下し反応させることで,N-シリルエナミンが主生成物として得られます。 |
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TCI反応実例:ヨードニウムイリド試薬を用いたスルホキシイミン合成反応ヨードニウムイリド試薬であるPhINTs [T3967]をナイトレン源とした,メチルフェニルスルホキシドからのスルホキシイミンの合成をご紹介します。PhINTsは反応性が高く,加熱および一部の汎用有機溶媒(THF等)との混触により分解するため,取扱いに注意する必要があります。 |
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TCI反応実例:CDIを用いた縮合反応縮合剤のCDI [C0119]を用いたN-Cbz-グリシンとL-チロシンエチルの縮合反応をご紹介します。反応レポートは,TCIの合成スタッフが行ったものです。実施手順だけでなく,反応実施者のコメントや分析データもご覧いただけます。 |
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TCIメール最新号:寄稿論文,製品紹介TCIメール最新号 No.188では,高知工科大学の西脇永敏 教授による「閑話九題(3)」を掲載しています。今号の製品紹介は,
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ケムステ記事ピックアップ今号のケムステ記事ピックアップでは,「あなたの天秤、正確ですか?」を紹介します。 |
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